デジタルカメラはフィルムと違い、カラーバランスを整える「ホワイトバランス(WB)」機能が備えられているため、ISO感度を上げればストロボ無しの撮影も可能。ただし、照明が暗い場合は手振れや被写体ぶれ、光のむらが出やすい問題点がある。
ホワイトバランスオート(AWB)でストロボを使用すると、人物が青味がかってしまい不自然。
ホワイトバランスを「ストロボ」に設定すると、人物の青味は生じない。ただし、背景の電球色が強くなる。
ストロボの発光部にアンバーのフィルターを装着して撮影すると、ストロボ光が背景の電球色になじみ、自然な色合いになる。ホワイトバランスオート(AWB)で電球色を適度に補正。
アンバーフィルターを使用し、更にホワイトバランスを「電球」にセットすると、昼間の屋外で撮影したような色味になる。正しい色ではあるが、雰囲気が出ない。
*Nikon D2X ISO800プログラムオート(P)で撮影。カメラにより若干仕上がりは異なりますので、ご自分のカメラでお試しください。