デジタル写真研究会資料
ストロボ撮影のテクニック
製作 有限会社松尾カメラ 寺島 秀則
<日中シンクロを使いこなそう>
晴れている昼間の屋外で人物を撮影する場合、顔の影を明るくするためにストロボを使うと効果的です。
* 晴れている日中、屋外でストロボを使用する場合、お使いのカメラの感度を最低(ISO100又はISO200)に設定しましょう。
* ストロボのガイドナンバー毎の「ISO100で1/250、f5.6」又は「ISO200で1/250、f8」が可能な撮影距離は以下の通りです。
G-No12 |
G-No20 |
G-No30 |
G-No38 |
G-No50 |
約2.1m以内 |
約3.6m以内 |
約5.4m以内 |
約6.8m以内 |
約9m以内 |
*
一般的な内臓ストロボ |
*
小型外付け |
*
中型外付け |
*
大型外付け |
*
外付け最大 |
*この表のG-No(ガイドナンバー)は、ISO100, f1.0が得られる距離(m)の目安。発光量が2倍になるとガイドナンバーは約1.4倍。ガイドナンバーが2倍と言うのは発光量が4倍と言うことになります。
ストロボなし WB:オート |
ストロボ使用 WB:オート |
ストロボ使用 WB:ストロボ |
ストロボに アンバーフィルター使用 WB:オート |
ストロボに アンバーフィルター使用 WB:電球 |
デジタルカメラはフィルムと違い、カラーバランスを整える「ホワイトバランス(WB)」機能が備えられているため、ISO感度を上げればストロボ無しの撮影も可能。ただし、照明が暗い場合は手振れや被写体ぶれ、光のむらが出やすい問題点がある。 |
ホワイトバランスオート(AWB)でストロボを使用すると、人物が青味がかってしまい不自然。 |
ホワイトバランスを「ストロボ」に設定すると、人物の青味は生じない。ただし、背景の電球色が強くなる。 |
ストロボの発光部にアンバーのフィルターを装着して撮影すると、ストロボ光が背景の電球色になじみ、自然な色合いになる。ホワイトバランスオート(AWB)で電球色を適度に補正。 |
アンバーフィルターを使用し、更にホワイトバランスを「電球」にセットすると、昼間の屋外で撮影したような色味になる。正しい色ではあるが、雰囲気が出ない。 |
*Nikon D2X ISO800プログラムオート(P)で撮影。カメラにより若干仕上がりは異なりますので、ご自分のカメラでお試しください。